戦争を考える

      2016/06/15

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世界の未来とニッポンの未来

 

有史以来、地球上で人類の戦闘、紛争が起こった事のない期間は一度もないと言われています。

 

また、現在においても世界で戦争や紛争、テロ活動は日々繰り広げられている事は周知の事実ですね。

 

明るい未来を予想する上でのこの懸念材料に対しては、私たちもしっかりと考えておく必要があるでしょう。

 

かつて人類が戦闘を行い、領土を広げていた理由は食料と土地の確保であったと言われています。

 

この構図は、今も大して変わってはいないと私は思っています。

 

戦争を考える上での重要となるであろうキーワードを書き出しました。

 

 お金 (食料・エネルギー)

 

 土地 (領土)

 

 宗教 (思想)

 

 民族 (帰属意識)

 

 支配 (統一)

 

◆   防衛 (軍事力)

 

島国であったニッポンが、他国からの侵略を許したのは第二次世界大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)における敗戦の一回だけです。

 

このアメリカ連合軍の支配下にあっても、日本語は残され、また皇室も廃止を免れた事を考えますと、世界史における様々な侵略と比べてみても『侵略』とは言えない比較的優しいものだったのかもしれません。

 

 

 

 

近代の戦争

 

 

現在、未来を予想する為に考えるべき事は、上記キーワードをもとに過去、現在を検証することが必要と考えています。

 

また戦争を考える時には、原因をどうしても自国や相手国のみに求めがちになりますが、実際に戦争が起こる過程はより複雑であり世界全体を巻き込んだ様々な要因、経済、地理、また思想的要因等が交錯した中で起こっています。

 

そう考えてみると、未来の日本と世界の情勢を考えていく上で一番重要な要素となりうる戦争は70年前に終戦を迎えた第二次世界大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)とそれまでの過程、そして現在につながる世界のパワーバランスや思想的、歴史的情勢を検証する事が必要だと感じます。

 

 

近代の戦争の形が大きく変化した出来事は第二次大戦中のアメリカにおける核兵器誕生だと思っています

 

核兵器が誕生してから、瞬く間に核は世界へと広がってしまいました。

 

一方で実際の戦争で核兵器が使用されたのは核実験を除けば先の大戦が現時点では最初で最後になっています。(今後も使われる事がない事を願います)

 

 

冷戦時代、世界で軍拡競争を繰り広げていたアメリカと旧ソ連という2大国ですら、全面核戦争に陥る事なくソ連の崩壊という形でアメリカの勝利に終わったのです。

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これは、国と国による侵略的かつ全面的な戦闘からテロやゲリラ戦などを利用した小規模な戦闘や代理戦争に形が変わってきていると見る事も出来ます。

 

 

 

 

思想の対立

 

第二次世界大戦を振り返ってみますと、思想の対立が至る所で起こってるように見えました。

 

大きく分けると、以下の二点です。

 

 資本主義と共産主義

 

当時はアメリカを筆頭とした資本主義国家と、ソ連を筆頭とした共産主義国家に分かれていました。

 

この二つの思想は、基本的には経済的仕組みを根幹に添えた思想体系であると言えます。

 

資本主義

 

資本の投入、資本の運動によって社会の発展を作り、より多くの資本となって回収していく経済活動が基本原理となっていて、現在のニッポン、アメリカ、その他ほとんどの先進国は資本主義を採用しています。

 

共産主義

 

市民の一部、または全部を共同所有する事で平等な社会を目指した思想、また国家体制です。

これらの思想を19世紀の後半に体系化したのが、マルクスとエンゲルスです。

結局、この共産主義は格差をより強め、権力者への富を一極集中させていたというのが実情です。

 

現在で言えば北朝鮮やベトナム、また経済活動の自由度は高いとはいえ中国も私有財産を否定した共産主義国家と言えるのかもしれません。

 

 民主主義と独裁制

 

 

民主主義と独裁制において、明確に定義をするとしたら『国のリーダーを選ぶ選挙の有無』の他に思い浮かびません。

 

それを踏まえると、大戦当時のアメリカ、また日本は民主主義国家という事になります。

 

対して、ソ連やドイツ(ヒトラー政権誕生後)は独裁制国家とみる事が出来ます。

 

現在でも、中国や北朝鮮では選挙が認められておらず、独裁国家と言えるでしょう。

 

 

 

過去の戦争と未来の戦争

 

 

さて、私たちニッポン国民は戦後70年間、アメリカの庇護のもと江戸時代以来とも言えるでしょうか、長きに渡って戦争、紛争のない平和を享受してきています。

 

最近ではメディアから聞こえる『安保法制』や『テロ』の話題によって、不安になる方も多かったと思いますが、それでも現在においてもなお平和を維持できている事を否定する方はいないと思います。

 

私が個人的に最近で、最も戦争の危機を感じた出来事は、2010年に起きた尖閣諸島での中国漁船衝突事件でした。

 

ニッポンが経済的、政治的に困窮していたあの時期に、衝突の全容を納めたビデオは私たちには伏せられ、とてつもない違和感を感じた事を記憶しています。

 

昭和に起こった日中戦争(支那事変)も、盧溝橋でのあのような小競り合いから泥沼の戦争に突き進んでいった事も重なりました。

 

 

今後、これからの未来を考えていく上で、ニッポンがどのような世界においてどのような環境にあり、またどうやって戦争を回避しながら繁栄していくかという事を中心に、過去を紐解きながら考えてみたいと思います。

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 - Human, 戦争