【ニュース記事】<安倍首相>「消費増税再延期」表明…「参院選で信を問う」

      2016/06/28

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消費増税10%の延期

 

 

<安倍首相>「消費増税再延期」表明…「参院選で信を問う」

 

≪内容≫ 安倍晋三首相は1日、通常国会の閉幕を受けて首相官邸で記者会見し、2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げを、19年10月まで2年半延期することを正式に表明した。

さらに首相は消費増税延期の是非について「参院選を通じて国民の信を問いたい」と述べた。

首相は参院選について、6月22日公示、7月10日投票とすると表明した。6月2日に閣議決定する。

毎日新聞 6月1日(水)18時18分配信

 

 

 

 

ついに消費増税の二年半の延期が発表されましたね。

 

私たちは2014年4月に実施された8%への消費増税によって、大胆な金融緩和によって戻りかけていた国内消費が大きく冷え込んだ事実を目の当たりにしました。

 

そして、財務省が当時予想していた短期間での消費の回復は幻想となり、この2年間の国内景気は足踏みをしている状態です。

 

こちらのニュース記事でデータにて記してある通り、消費税の導入、そして消費増税が経済に与えるダメージの大きさは計り知れません。

 

今回の安倍首相の増税延期の判断は、賢明な判断だと私は思います。

 

『増税の延期なんて、国の財政は大丈夫なのか⁉︎』

 

と思った方はこちらも合わせて読んで頂けると幸いです  →【国の借金問題】をわかりやすく解説

 

 

アベノミクス復活の兆し

 

 

2016年1-3月の実質GDPを見ても分かる通り、消費税8%増税の悪影響は未だなお残る、甚大なものでした。

 

民間最終家計消費 +0.5%

(うるう年効果を除くとマイナスという見方もある)

 

民間企業設備投資 -1.4%

 

実質GDP     +0.4%

(うるう年効果でかろうじての二期ぶりのプラスでしたが内容としては厳しい状況)

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ここで2017年の4月に10%への増税を決定していたならば、アベノミクスの失敗はほぼ確実でした。

 

【ニュース記事5/14】首相、増税再延期報道を否定

 

以前こちらの記事でも紹介しましたが、私は

 

消費税10%増税の凍結を表明する

 

消費税5%への減税を実施する

 

このどちらかが実施されるのが一番良いと思っていました。

 

同記事には以下のように書きました。

 

==さすがに政治的な要因からも5%への減税は厳しい局面かと認識していますが、たとえ8%に留まるとしても延期ではなく凍結にするべきだと思います。

 

もし政治的に『延期』のワードが必要なのであれば、条件を付けてもらいたいです。

 

例えば『名目GDP600兆円に達成するまで延期』や『インフレ率が3%に達するまで』等です。

 

なぜなら、今回の8%増税による個人消費の落ち込みも、10%増税を控えているという事実が世の中人々の消費へのマインドに少なからずネガティブな影響を与えているからです。

 

上記の条件付けは、達成出来るとすれば景気がかなり回復傾向と認識出来ますので、消費者マインドへの悪影響を大幅に緩和出来ると考えています。==

 

 

2年半の延期

 

今回は2年半の延期と期限付きの発表されましたので減税や凍結のように満点の判断とは言えません。

 

しかし私は、これはよく考えられた事実上の凍結とも受け取れとる期間設定だと感じました。

 

なぜなら、2年半後の2019年10月は東京オリンピックの直前であり、政治的に一番増税を行いたくない時期だからです。

 

前回、解散総選挙を経て10%への増税が一度先送りにされた時、安倍首相は『次回は景気状況に関わらず増税を行う』と言っていましたが、今回も増税の再延期に踏み切りました。

 

政治で言う『2年半後』という時間は、まったくの白紙なのです。

 

そして、今回の増税判断を伊勢志摩サミットに合わせたように、次回の東京オリンピック直前の実施時期を選んだことも何かへの布石であると感じています。

 

 

いずれにせよ、今回の増税先送りの判断は、私としては肯定的に捉えています。

 

また、秋の臨時国会で大規模な補正予算を組んで機動的な財政政策を行う意向も報道されています。

 

今後、引き続き、ニッポンの景気の行方を追っていきます。

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