劣等感と劣等コンプレックス(アドラー心理学)

   

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劣等感と劣等コンプレックス

 

 

劣等感という言葉を作った人はアルフレッド・アドラーだと言われています。

 

これは、現代のニッポンで使われている『劣等感』という言葉のニュアンスとは少し違っています。

 

アドラーは、人間の心理には『良い劣等感』と『良くない劣等感』の2通りがあると言います。

 

そして良い劣等感を『劣等感』と呼び、良くない劣等感を『劣等コンプレックス』として2つを明確に分けて考えました。

 

 

 

 

劣等感

 

 

劣等感はたいていのヒトが持っているもので、それは自分以外の人間が存在する以上は避ける事が出来ない感情です。

 

アドラーはこの劣等感をとても大切な感情であると言います。

 

なぜなら、この劣等感があるからこそ私たちはそれを克服する為に頑張れるからです。

 

どんなに裕福で恵まれた人でも『もっと理想の自分になりたい』という目標を持つ事があるでしょう。

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このように、アドラーの考える劣等感には、理想の自分に対しての感情も含みます。

 

この欠乏感にも近い感情を劣等感と呼び、ヒトが成長する為に必要なパワーの源泉になるのです。

 

 

 

 

劣等感は主観的なもの

 

 

周りに対する劣等感は自分以外のヒトやモノが存在する限り、必ずと言っていいほど生まれてくるものです。

 

極端な話、周りにヒトが存在しなければ、自分が『カッコ悪い』とか『身長が低い』とか思う事はないですよね。

 

そして、劣等感は自分が他のヒトに対して主観的に感じるものですので、実は周りの人たちから見ると劣等感を感じるようなことではなかったという事も良くあるケースです。

 

 

 

劣等コンプレックス

 

劣等コンプレックスは主観的に感じている劣等感を言い訳にして人生の課題から逃げ出す事を指しています。

 

現在の問題を人や周り(自分の主観的な劣等感)のせいにして、努力を放棄したり課題から逃げる状態を劣等コンプレックスと呼び、早急に脱出したほうが良い状態です。

 

アドラーが、劣等感(良い劣等感)と劣等コンプレックス(良くない劣等感)とを明確に区別した事は当時の心理学会において画期的な事だったでしょう。

 

明るい未来を予想する為には、この劣等コンプレックスとサヨナラをする必要がありそうです

 

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 - アドラー心理学