経済における楽観と悲観

   

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私たちはなぜ悲観論に引き寄せられるのか?

 

 

ここでは、日本経済における楽観悲観についての簡単な私的分析を行います。

 

ここでのキーワードである≪悲観論に引き寄せられる≫に対して、『私は常に楽観的だ』と反論したい方もいると思います。

もちろんそれはそれで良いのです。

私がここで言いたい事は、人は世の中全体から見るとネガティブな情報に左右されやすいという性質を持っている、という事です。

 

例えは、東日本大震災の原発事故による炉心溶融等のニュースに対する国民の反応を考えてみます。

当時、『福島はチェルノブイリのようになり、人が住めなくなる』『政府はウソを言っている』『もう福島産の食べ物は食べられない』『これから福島には甲状腺ガンにかかる子供が増える』メディアを通して、様々な≪風評≫が日本全国に巻き散らかされましたね。

あれから5年以上の月日が流れました。振り返って統計データを見てみても、あの原発事故によるガン等の被害が増えていることは確認できません。しかし、間違いなく当時の日本国民は、ネガティブな情報に大きく扇動されてしまっていたのです。

 

あれは、巨大地震があって国民のマインド自体が弱っていたのは確かです。

 

とは言え、アベノミクスが始まってこれから日本も良い方向に行くかもしれないといった2012年当時でさえ、日本破綻論や金融緩和で国債暴落など、様々な悲観論が唱えられ、また絶大な支持を受けていた事は記憶に新しいと思います。

 

 

悲観論を信じれば頭が良くなる?

 

 

前述したように、ネガティブな情報が人に大きな影響を与えてしまう理由として、悲観論には発言するものを賢く見せてしまうという性質にあると思うのです。

昔から、インテリ層ほど悲観論に親和性を持っていた事は、戦後の東大全共闘をはじめとする学生運動を見てもよく分かります。(日本の文豪や哲学者にすら悲観論者が多いのです)逆に楽観論を話していると、どこか能天気で賢さが欠如して捉えられてしまう一面があるように感じます。

あなたが日本の未来について誰かと話しているとします。その中で、楽観的な内容を発言する事が可能でしょうか?

未来がどうなるかは誰にも分からない事であり、楽観的な未来になるか悲観的な未来になるかは双方50%の確率なのですが、あなたはどちらの内容の発言をするでしょうか?

 

 

 

なぜ、日本の経済学会には悲観論者が力を持つのか?

 

 

さて、日本経済での悲観論を考えてみます。

 

日本の経済学会においては、アベノミクスによる【大胆な金融緩和】わかりやすく解説で説明したように、株価が上がり、『25年に及ぶデフレ不況からもしかしたら脱却できるかもしれない』といった機運が高まった時でさえ、メディアを通して聞こえて来たのは悲観論のオンパレードでした。

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『アベノミクスはアホノミクス』

 

この悲観論は紫の髪の毛で有名な同志社大学の教授【浜矩子氏】

浜教授は、長年に渡り日本の悲観的未来を発信し続けた悲観派の急先鋒とも言える存在です。

 

『金融緩和で日本は破綻する』

 

こちらは一橋大学名誉教授である【野口悠紀雄氏】の著書のタイトルであり、長年に渡り悲観論を唱えています。

 

 

悲観論を疑ってみる

 

 

さて、悲観論を唱える学者の皆様を挙げていくとキリがなく、タイプ打ちをするのも疲れて来るお名前の方々ですのでこの位にしておきましょう。

最近、ノーベル賞のニュースが世間を賑わせていますがなぜノーベル経済学賞が日本人から出て来ないのかもこれらの点から納得する事が出来ます。これだけの権威を持つ経済学者の面々が、悲観論を通したいがためにいわゆる『トンデモ経済学』を吹聴しているのです。

まず、浜教授が『アホノミクス』とののしる経済政策は日本の失業率を大きく改善させています。また、野口教授の言う金融緩和での国家破綻とは、いったいいつ起こるのでしょうか?といった具合に、面白いほど的を外してしまっているのです。

 

日本経済学の歴史において、戦後のGHQによる政策からマルクス経済学が主流となっておりそのから抜け出せていなません。世界では笑われるようなトンデモ経済悲観論も平気でメディアを通して巻き散らかされてしまいます。

しかし、それだけに現在強大な権威を持っている多くの経済学者が悲観論に染まっている事は由々しき問題だと思うのです。

 

なぜなら、改めて確認しますが、人はネガティブな情報に左右されやすいからです。

経済というのはマインドの影響を大きく受け、またそれがすべてだと言っても過言ではありません。

今、不況しか知らない世代が30代を覆うようになっていました。こんな中で、日本の楽観論を発言する事自体がそもそも困難ではあると思います。

しかし私を含めて30代は、幼いころはまともなインフレが起こり、かろうじて好景気な世の中でした。

自動販売機のジュースは90円、100円、110円と上がっていっていた事を今でも覚えています。それが普通の経済状態であり、世の中の雰囲気も今よりも格段に楽観的でした。まさか、20年後にも、100円均一でジュースが買えるなどとは思ってもいませんでした。(デフレの恐ろしさはここにあります) 

【不況・不景気】デフレの原因と問題点

 

再度確認しますが、10年後、20年後の未来が楽観できる未来か、悲観してしまうような未来かは50%50%の確率です。

であるならば、どうやったら明るい未来が来るかをしっかりと考え、考えたり学んだ情報を回りの人と共有し、また発信していく方が、50%の確率は高いものになるのではないでしょうか?

 

悲観的な発言は確かに、発言者を賢く見せてしまう一面があります。

しかし、私はあくまで楽観的な情報をこれからも当サイトを通して発信していきたいと思うのです。

 

 

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 - Human, Money, マクロ経済