【パニック障害】 完治までの体験記

      2017/08/24

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パニック障害の発端

 

私がパニック障害の『発作』と言われる症状を体験したのは、今から約7年ほど前の事でした。今では、あの症状が思い出せないくらいに完治しているといっても過言ではありません。

 

私が体験して感じた、パニック発作の対処法と原因、そして克服の仕方を記します。

 

 

【メニエール病】完治までの体験記 [前編]

 

上記記事にて書いた、メニエール病と闘っているその真っ最中の出来事でした。

 

当時、私は難聴とともに≪聴覚過敏≫の症状にも悩まされていました。

難聴によって、聴力は失われていくにも関わらず、ありとあらゆる外界の音に過敏に耳が反応してしまうようになっていたのです。

 

その聴覚過敏に対して処方されていた薬があります。

 

それが、≪グランダキシン≫です。

 

概説 自律神経の調子を整えるお薬です。
作用 自律神経のバランスが悪くなると、いろいろな症状がでてきます。のぼせ、発汗、頭痛、動悸、イライラ、不安感・・。このお薬は自律神経のバランスを整えることで、そのような不快な症状を改善します。更年期障害やムチ打ち症(首のスジを傷める)などにも使われます。
特徴

  • 化学構造的には安定剤のベンゾジアゼピン系の仲間なのですが、自律神経系によく働くのが特徴的です。比較的安全性が高く、副作用も少ないほうです。
  • 同類薬のなかでは、作用がおだやかで、作用時間は短いほうです(作用/時間:弱/短時間型 6時間以内)。

※ おくすり110番より引用(赤文字による強調は筆者によるもの)

 

強調したベンゾジアゼピン系の代表的な薬といえば≪デパス(エチゾラム)≫があります。当薬の依存性についても今後記事にしたいと考えていますが、ここでは割愛します。

 

私が聴覚過敏の症状に対して処方されたグランダキシンの離脱作用

 

これこそが、私の最初のパニック発作のキッカケだと今では確信に至っています。

 

当時、私はグランダキシンを飲み始めたものの今ひとつ効果がわからず、その外にも大量の薬を飲んでいたこともありグランダキシンの服用をやめました。

その時から、私のパニック障害との闘いが始まりました。

 

 

パニック発作の原因は脳か体か?

 

 

この疑問を議論することはナンセンスであると感じながらも、説明をしやすくするために敢えて考えてみます。

 

パニック発作とは、パニック障害を持っている方なら誰もが実感している事だと思いますが、発作が起こる条件はある程度決まっています。

 

【広場恐怖】と呼ばれるものが、これに当たります。

広場恐怖症(ひろばきょうふしょう、英:Agoraphobia)とは、ほぼ毎回恐怖や不安を誘発するため、公共交通機関や、あるいは広い場所や閉ざされた場所を避けていることが6か月以上持続している、不安障害に含まれる精神障害である[1]。典型的な広場恐怖症は、繰り返されたパニック発作の結果としての合併症である

wikipediaより引用

 

この広場恐怖は、特定の場所、特に自由の利かない電車や渋滞の車の中などで多く発生するパニック発作が、その後も≪不安の記憶≫を脳が保存してしまい、同じ場所に行くと同じ発作が現れるといったものです。

 

私は、本屋や車内がそうでした。

 

この不安の回想が引き起こす広場恐怖は、脳が原因であると言えます。

 

一方で、このパニック発作が起きたとき、体には変化は起こっていないのか?

 

これが、きわめて重要なファクターとなります。

 

 

私のケースではパニック発作が起こる時、必ず体じゅうの筋肉が、ガチガチに張っていました。

なぜ筋肉に変化を感じたかといえば、パニック発作が起こり始めた初期には、全身の筋肉が熱を持ち、無性に動かしたくなるような衝動に駆られた記憶があったからです。(その後はそういった感覚はなくなり、パニック発作と筋肉の過緊張だけがのこりました)

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実は、人間の不安を司る神経は、肩から背中にかけて集中しています。

 

人は不安を感じたり、感情を抑え込むと、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張します。

 

そうして肩や背中に集中する不安を司る神経は圧迫され、パニック発作が引き起こされるのです。

 

肩か背中の筋肉が過緊張を起こすことで、呼吸もしづらくなります。当然、筋肉が緊張して固くなれば、呼吸時の肺は思うように広げられなくなります。

 

 

つまり、パニック障害、発作の原因が、脳にあるのか体にあるのか?

 

この疑問がナンセンスだと表現したのは、原因はその両方。

脳も体も繋がっているという事なのです。

 

 

 

パニック障害の治し方について

 

 

きっかけは何であれ、パニック発作が起きた時、そのほとんどの人は背中から肩、首までの筋肉ががちがちに緊張しています。

 

私のパニック障害のきっかけとなった、グランダキシンという薬は、べンゾジアゼピン系、すなわち筋肉の過緊張を抑えて不安をやららげる薬です。

 

この薬を止めた瞬間にパニック発作が発生したという事は、離脱症状によって筋肉の過緊張が起きてしまったからだと私は考えています。

 

そのため、初期の筋肉の不調が実感できたのだと思います。

 

体⇒脳

 

私のケースでは、この発生経路だったのです。

 

 

したがって、パニック障害において、私はカウンセリングで不安を消していくような思考への治療方法は、あまり有効であるとは考えていません。

 

大切なのは、

常に筋肉の過緊張が起こらないように、首から肩、背中の筋肉を和らげるように意識をすること

なのです。

 

・日々のストレッチ

 

・専門の整体にかかり、治療を受ける

 

・針治療

 

 

首から肩、背中の筋肉が緩んでいる状態では、人は不安を感じる事はできないのです。

 

リラックスしている状態、すなわち全身の筋肉が緩和した状態で、恐怖を感じられる人がいない事は想像に難しくないでしょう。

 

不安の記憶から筋肉の過緊張が起こり、不安発作に結びついてしまうのであれば、まずは筋肉の過緊張を常に解きほぐす意識をする事が大切なのです。

 

 

私は、日々のストレッチと整体院に集中して通う事、ベンゾジアゼピン系の薬による離脱症状を少しづつ減らし、抑える事でパニック障害を克服しました。

 

注意しなければいけない事は、パニック障害の治療薬としては、このベンゾジアゼピン系の薬を処方される事が世の中の常識であることです。

 

もちろん、不安を抑える薬、筋肉を和らげる効果がありますので致し方ない事だとは思いますが、この薬の依存性と離脱症状を甘く見てはいけません。

 

依存性とは、離脱症状の不安感から逃れたいがために起こります。

 

しかし、人間の体には『慣れ』が生じますので、今までと同量の薬では離脱症状を抑えられなくなります。

 

その為、一番は薬を効果的に使用(必要最低限、発作時のみ)しながらも、常に首から肩、背中にかけての筋肉の過緊張をほぐす努力をあらゆる手段を使って最優先に行うことです。

 

発作時、焦ることなく筋肉を効果的にほぐす自分なりの方法を見つけることが出きれば、自然とパニック発作は消失していきます。

 

≪パニック障害は心の病気≫

 

こう信じて疑わない人は、一度、体の不調であると割り切って考えたほうが良いです。

 

脳と体の両方が作用している事は、前述したとおりですが、パニック障害を心の病気だと思えば思うほど、パニック障害を克服するための手段が少なくなってしまうのです。

 

 

何より、私はこのように≪明るい未来を予想するサイト≫の管理人です。

 

性格としては、楽天的であり、パニック障害を経験するとは夢にも思っていませんでした。

 

しかし、繰り返しますが、パニック障害は体の不調も大きく関係しています。

 

むしろ、心よりも発作の引き金は体によることが大きいのです。

 

 

ぜひとも、同じ症状に悩む方には、当記事を参考にしていただき、少しでも良い方向に向かえれば幸いです。

私は、その克服の先には明るい未来が待っていると信じて疑いません。

 

≪パニック障害は、うまく付き合っていく病気ではなく、必ず完治する病気なのです≫

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